2018.10.01
【岡山・社労士】助成金メールマガジン 2018.10.1号
岡山県の社労士(社会保険労務士)、松木労務管理事務所です。
http://matsukiroumu.sakura.ne.jp
今回は以下のような情報をお届けします。
――――目次―――――――――――――――――――――――――――
■ 雇用助成金情報
A-1 「ストレスチェック」実施促進のための助成金
A-2 労働移動支援助成金(中途採用拡大コース)
■ 財団法人助成金情報
B-1 環境保全プロジェクト助成
B-2 JT-NPO助成事業
■ 経営お役立ち情報
C-1 「知的財産権制度説明会」および「特許法等改正説明会」を全国で無料開催
C-2 健康経営優良法人(中小規模法人部門)の申請受付が開始されました
C-3 技術開発を支援するSBIR(中小企業技術革新制度)
■ IT関連情報
D-1 「パソコンの環境は?」と聞かれたら
D-2 メールを自動振り分けするメッセージルールの作り方
D-3 運動会.com
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助成金は融資とは異なり、返済不要のお金をもらうことができますから上手に
利用しましょう。「雇用助成金」は支給条件に合致すれば受給できるもので、
社会保険労務士が申請代行をしています。
「財団法人助成金」は、ボランティア活動や社会福祉活動をしている団体
(NPO)等に支給され、財団の審査に合格した場合に受給できます。
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A-1 「ストレスチェック」実施促進のための助成金
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▼概要
従業員数50人未満の事業場が、医師・保健師などによるストレスチェックを
実施し、また、ストレスチェック後の医師による面接指導などを実施した場合
に受給できます。
▼受給額
(1) ストレスチェックの実施 → 1従業員につき500円
(2) ストレスチェックに係る産業医活動 →
1事業場あたり産業医1回の活動につき21,500円(上限3回)
(実費額が上限を下回る場合は実費額の支給になります)
▼主な受給要件
(1) 労働保険の適用事業場であること
(2) 常時使用する従業員が派遣労働者を含めて50人未満であること
(3) ストレスチェックの実施者及び実施時期が決まっていること
(4) 事業者が産業医資格を持った医師を選任し、ストレスチェックに係る
産業医活動の全部又は一部を行わせること
(5) ストレスチェックの実施及び面接指導等を行う者は、自社の使用者・
労働者以外の者であること
▼支給対象となる産業医活動例
(1) ストレスチェックの実施について助言すること
(2) ストレスチェックの結果について集団分析を行うこと
(3) ストレスチェック実施後に面接指導を実施すること
(4) 面接指導の結果について事業主に意見陳述すること
▼問合せ先
「独立行政法人労働者健康安全機構」
http://www.johas.go.jp/
▼詳細説明サイト
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1255/Default.aspx
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A-2 労働移動支援助成金(中途採用拡大コース)
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▼概要
中途採用者の雇用管理制度を整備し、生産性の向上を図るために中途採用
の拡大(中途採用率を向上させること、又は、45歳以上の方を初めて中途採用
すること)を図った事業主が受給できます。
▼主な受給額
(1) 中途採用率を向上させた場合 → 50万円
(2) 45歳以上の方を初めて採用した場合 → 60万円
▼主な受給要件
(1) 中途採用者を雇用保険の一般被保険者又は高年齢被保険者として雇い
入れること
(2) 中途採用者を期間の定めのない労働者(パートタイム労働者を除く)と
して雇い入れること
(3) 生産性向上助成の場合は、支給申請を行う直近年度の生産性が、その
3年度前の生産性と比較して6%以上伸びていること
▼問合せ先
「ハローワーク」
http://www.mhlw.go.jp/kyujin/hwmap.html
▼詳細説明サイト
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000160737.html
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B-1 環境保全プロジェクト助成
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▼概要
原則として国内において「自然保護」「環境教育」「リサイクル」「気候変動対応」
など広く環境に関する分野で、実践的活動や普及啓発活動に助成します。
▼受給額
限度額 20万円
▼受給具体例
(1) 風倒木の炭づくり
(2) 日本最北限サンゴ群集保全プロジェクト
(3) 里山保全を取り入れた環境学習
(4) 東京の森林と暮らしを見つめる啓蒙活動
(5) 環境と健康に配慮した「食と農」の実践活動
▼対象団体
NPO法人もしくは任意団体として環境保全活動の実績が2年以上あること
▼問合せ・詳細
「公益財団法人 損保ジャパン日本興亜環境財団」
https://www.sjnkef.org/
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B-2 JT-NPO助成事業
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▼概要
日本国内において、地域と一体となって実施する「地域コミュニティの再生と
活性化」につながる事業を支援します。
活動分野は問いませんが、以下の事業を優先します。
・近年の大規模自然災害に起因して発生した地域社会の課題に取り組む事業
・新規性が高く先駆的な事業
▼受給額
1件150万円を限度
▼助成対象となる団体
(1) 公益性を有し非営利法人であること
(2) 2018年8月31日時点で、法人格を有して1年以上の活動実績があること
(3) 主たる活動と常設事務所が日本国内にあること
(4) 法人の設立目的や活動内容が、政治、宗教、思想などに偏っていないこと
(5) 反社会的勢力でないこと、または反社会的勢力と交友関係を有する法人
でないこと
▼助成対象事業例
・里山の森林保全・植林事業
・自然体験活動
・環境美化活動
・地域の再生と活性化に向けたリーダー育成事業
・文化芸術・スポーツ等を通じた地域の異世代交流事業
・地域住民が参加するまちづくり事業
・地域の障がい者・高齢者支援事業
・地域の不登校・ひきこもり支援事業
・親子交流、子育て支援事業 など
・被災地域コミュニティの復旧・復興をテーマとした事業
▼問合せ先・詳細
「日本たばこ産業株式会社」
https://www.jti.co.jp/csr/contribution/social/npo/index.html
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C-1 「知的財産権制度説明会」および「特許法等改正説明会」を全国で無料開催
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▼概要
知的財産の業務に関わる実務者の方を対象に、知的財産権制度を円滑に
利用していただくため、実務上必要な知識の習得を目的とした知的財産権
制度の説明会を全国の主要都市で開催します。
また、不正競争防止法等の一部を改正する法律が成立したことに伴い、
特許法等の改正も行われましたので、特許法等の改正に関する説明会も
併せて開催します。
「特許庁」
http://www.jit2018.go.jp/
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C-2 健康経営優良法人(中小規模法人部門)の申請受付が開始されました
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▼概要
「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に
実践することです。企業理念に基づき、従業員への健康投資を行うことは、
従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に
業績や株価の向上につながると期待されています。
経済産業省では、健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」すべく、
「健康経営優良法人認定制度」の設計を行い、本制度を運営する日本健康
会議において、「健康経営優良法人」を認定しています。
「経済産業省」
http://www.meti.go.jp/press/2018/08/20180831009/20180831009.html
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C-3 技術開発を支援するSBIR(中小企業技術革新制度)
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▼概要
中小企業の新技術を利用した事業活動を支援するため、関係省庁が連携して、
中小企業による研究開発とその成果の事業化を一貫して支援する制度です。
具体的には、中小企業の新たな事業活動につながる新技術に関する研究開発
のための補助金・委託費等について、中小企業者への支出の機会の増大を図
るとともに、その成果を利用した事業活動を行う場合に、特許料等の軽減や
債務保証に関しての枠の拡大等の措置を講じています。
(Small Business Innovation Research)
「独立行政法人 中小企業基盤整備機構」
http://j-net21.smrj.go.jp/t/113991/expand/sbir/
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D-1 「パソコンの環境は?」と聞かれたら
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パソコンのトラブルでサポートセンターに電話をしたり、ネットの掲示板で質問
しようとすると、「パソコンの環境は?」と聞かれることがあります。
この「パソコン環境」は、OS、メモリ、CPUなどがどのような性能であるかを
聞かれています。
調べ方
Win7の場合
スタート → コンピュータで右クリック → プロパティ
win10の場合
スタートを右クリック → システム
ここに記載されている「コンピュータの基本的な情報」を伝えれば相手が
理解できます。
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D-2 メールを自動振り分けするメッセージルールの作り方
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メッセージルールとは、受信したメールに含まれるさまざまな属性に基づき、
メールを分類・削除できる機能です。初期状態ではルールは何も定義されて
いないので、受信したメールはすべて「受信トレイ」に格納されます。
必要なフォルダを作成してメールを手動で分類している場合は、メッセージ
ルールを活用することにより、情報の整理や検索が容易になり、大事なメール
が他のメールに埋もれてしまうことも防げます。
「NECサポート」(Outlook の場合)
https://121ware.com/qasearch/1007/app/servlet/qadoc?QID=015170
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D-3 運動会.com
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社内イベントは経費節減の格好のターゲットになり、社内運動会をする会社も
少なくなりました。ところが最近、社内コミュニケーション不足の対策として
運動会に関心が高まっているようです。
このサイトでは、企画運営のサポートから弁当の手配まで、何から何まで面倒を
みてくれます。競技もその業種ならではの競技を提案してくれるの盛り上がる
ようです。ちょっと苦手な上司とも親睦が深まり業務もスムーズにいくように
なるかもしれません。
https://www.undo-kai.com/
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